1989父購入→兄→実家→2007新居の本棚に陳列
初めていとー家にMacが来たのは1989年のことでした。(当時小学5年生)
当時、パソコンといえばPC98で、コマンド入力していく複雑な機械、という印象を持っていたと記憶しています。また、我が家にはファミコン等のテレビゲーム機器もいっさいなく、そういう意味で、パソコンがやって来るというのは僕にとって大事件でした。
そして我が家にやってきたPlusは僕にとっては無限の可能性を持ったパソコンだったのです。それまでどこのパソコンでも見たこともないマウス、アイコンの並んだ画面、こんなに使いやすいパソコンがあったんだ、と。とはいうものの、当時使っていたことといえば、ワープロと、そして、そのころちまたではやっていたゲーム「テトリス」でしたが。。。
小さな体の一体型、白黒9インチディスプレイ。メモリ2MB、HD20MB、今では信じられないことですね。それでも十分でした。カラーマシンといえば、MacintoshIIで、100万くらいするんだよ、といわれていましたから。
そして多くのパソコン少年達がそうであったように、プログラムなるものに目覚めていこうとするのですが、MacにはBasicのようなプログラム環境が標準では装備されていません。それは今でも変わらないことで、それ専門の高価なソフトが必要でした。もちろん、たとえ持っていたとしても、使いこなせるわけもなく、そんなわけで、より簡単なプログラム言語「HyperTalk」の世界に入っていくのでした。それは、Appleのソフト「HyperCard」上で動くスクリプトで、まあゲームからデータベースまで作成することが可能だったのです。最近はあまり見なくなってきましたが(というのもそのソフト自体の開発が完全に止まったので)、今でもHyperCardで作られたものはたくさんNet上で見ることができますね。
このPlusはよく使いました。中学校での生徒総会の資料も印刷した記憶がありますし、確かになんでもできてたような、そんな感じでした。ただ、画面は白黒だったのですけど・・・
京都への引越を機に、実家から取り寄せたPlus君。システムディスク(漢字Talk6.0.7!!)を紛失してしまったようで、現在捜索中なのですが、途中までちゃんと起動します。こんな感じで。
写真はイメージです。実際にいとー家にあった装備とは違います
Appleのホームページでsystem6.05-6.08までダウンロード出来ますよ。(英語版)
参考:http://www.euronet.nl/users/mvdk/system_6_heaven.html
情報ありがとうございます。
日本語サイトもあるようですね。2DDだけかと思ったら2HDでもあるようなので、試してみたいと思います。(といっても空FDを調達しないと)
http://www1.linkclub.or.jp/~kenfuji/KANJI%20Talking.htm